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皆様お馴染み、ウェイウェイウェーイの森主人公が滞在している寮のモデル、和敬塾。
私もこの寮に在籍していた。 作者の村上春樹氏は、自分と合わない、との理由で辞めたと申しているが、実際はどうなのだろうか。 この作品の中では、日章旗を掲げたり、先輩後輩との完全なる縦社会、など、あたかも和敬塾が右翼の巣窟のように描かれている。 さらには、主人公とナガサワトノ会話から、周りの塾生たちがバカ、阿保、間抜けたちの集まりと受け取れる。 確かに、塾生たちには、どちらかといえば右寄りの生徒たちが多いような気もする。それは否定できない。 然しながら、バカ、阿保、間抜けたちの集まりと呼ばれるほど、堕落した生徒だらけではない。 6,7割程度が早稲田大学生であり、良くも悪くも早稲田節を繰り広げるわけであるが、一定数の国立大学勢(東京大学、一橋大学)たちがご意見番となり、そこまでひどい醜態をさらしているわけではない。 知性に裏付けられた「遊び」である。 結局のところ、私が何を言いたいかというと、 ナガサワさんかっこいいっす。 PR |
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戦国時代の大魔王といえば、もちろんあの男。
(浅田魔王と渡り合い、世界各国にその名をとどろかせた、織田信成、、の祖先のあの男、、、第六天魔王、織田信長!!! ) そう思った方は多いだろう。 しかし、この作中の中で登場する魔王は、彼ではない。 その第六天魔王織田信長からも外道と呼ばれる、松永弾正である。 松永弾正といえば、茶の名器、平蜘蛛とともに、日本史上初の大爆死を遂げたことで有名であるが、ストーリーはそれよりもずっと以前の、彼の権勢がいまだ天につかんとしていたころである。 物語はとんでもないところから始まる。 なんと魔王弾正、人妻に惚れてしまったのである。 しかもその人妻、ただの人妻ではない。 自らの主君の妻であったのである。 いくら外道の弾正といえども、主君の妻を攫い、我がものとするわけにはいかない。 そこでおかしな知恵をつけてきたのが、妖術師、カシン居士である。 この場では書けないような恐ろしい方法により、あるものを作り出すと、妻が弾正のものとなるかもしれない、、、 それには、大勢の生きた女が必要である。 魔王の手により女狩りが行われるのだが、ある女に手を出してしまったがために、物語は思わぬ方向へと進んでいくのである。 |
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私の友人に、パチンコ好きのギャンブラーがいる。
その友人は、パチンコ台のバジリスクからアニメ版を知り、大変気に入ったそうだ。
彼の勧めにてアニメバジリスクを観てみると、実に面白く、すぐに魅了されてしまった。
原作である本書をしらべてみたところ、発表されたのが1958年と、約六十年程前というから驚いた。
バジリスクは比較的最近のアニメであったので、なおさらである。
発表から約六十年程経った今読んでもなお、そのストーリーの新鮮さは失われていない。
ゴム人間から虫男、目力がさく裂する者など、現代の人気アニメで活躍するキャラクターたちの原型はこの作中において既に完成されているから驚きである。
「見よ、ヒョウマ」と、意外な活躍をする師匠さんもかっこいいのですが、個人的には、薬師寺天膳が一番来ましたね。
結局正体が良く分からない薬師寺天膳で御座いましたが、人間離れした登場人物たちの中で考えていることが一番俗っぽいからたまりませんなあ。
アニメ版でも大人気の薬師寺天膳を、これからもどうぞよろしく。 |
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